第6回世界腹話術の祭典

piccoro-ecco2007-11-05


3・4日と、第6回世界腹話術の祭典に参加してきました。
一日目:あすなろの http://www.asunaro-world.com/ 福小介さんのワークショップの、
アシスト(といっても、プリント配っただけですが)
口不動と、時差のトレーニングのお話でした。
時差のお話は、あすなろの合宿ではすでに何度か聞いた話ですが、
はじめての方からすれば、難しいとか、挑戦してみますという声が聞こえました。

午後からは、ショーです、なんといっても、白毛満さん。
ご本人のあたたかい人柄が伝わってきます。
お爺ちゃんと、お孫さんという設定の、素敵な腹話術でした。
また、あすなろ製作の人形の棒をうまく使って人形が生き生きとしていました。


我らが、あすなろのホープ福小介さんの腹話術は、
まさに現代の腹話術パソコンを使った、ユニークな腹話術!
誰もやったことのない腹話術で、楽しめました。


私の好きな女性腹話術師シャーリー・ルイスさんのお嬢さんの、マロリー・ルイスさん、
お母さん同様、歌でラムチョップとの掛け合いで、楽しい歌声聴かせてくれました。
あまりに偉大なお母様だったので、同じ腹話術師の道を選んだ彼女は、
きっと大きなプレッシャーあるんだろうなぁなどと考えつつショーを見ていました。


そして、何といてもオープンマイク・・生徒さんが出ています。
生徒さんもドキドキですが・・・
実は私もうまくいきますようにと祈るような気持ちです。
母ごころかな?私より、年上の方もいますが・・
大勢の人の前で力をすべて発揮することが難しいけれど、
ベストを出せたのではないでしょうか。


そしてなにより、出退場込みの4分間を時間をはかって練習したかいあって、
時間で納めることができたました。
これって、実は、大事なことなんですよね。



2日目:「シャーリールイスとメモリアルバックステージ」
私の好きなシャーリー・ルイスさんの懐かしいビデオ秘蔵ビデオや、
ラムチョップの衣装の数々・・・もう、感激ものでした。
日本でもラムチョップファンの方が大勢いるので、
ラムチョップファンの方に見てもらうことができたら、
どんなに喜んでもらえただろうか・・残念でなりません。


夜のショーの、しろたにまもるさんは、日頃から、
舞台に立たれているだけあって、
お客さんのつかみや時事ネタを入れたあたり、
さすが大人の腹話術って感じで、
勉強させていただきました。


バディ・ビックマウンテンさんの楽しい腹話術、
毎年そして、毎回いろいろ工夫されて人形を持ってきてくださってます。
日本語も勉強中だというお話をしてくださり、
日本語を書いたノートも見せてくれました。
数年前のショーのとき「大きな古時計」を、うまくうたえなく、
観客の皆さんが一緒に歌いました。
今回ショーが終わった後、再度どうしても、もう一曲歌わせてほしいといって、
歌い終えたときには、前回のことを知っていただけに、感動しました。


今回は、セラピーとしての腹話術のお話もありました。
今までに自閉症の子供さんや、病院の子供たちの前で、腹話術したこともあります。
生徒さんの中には、お医者や、先生として、
活躍されている方も大勢いらっしゃいます。
腹話術のセラピーとしての持つ力は、すでに感じていることでしたが、
実際にいろいろお話が聞けてよかったです。


多くの腹話術の仲間や心理学の先生とお話ができました。
そして、懐かしい方や日頃合宿でゆっくりお話できない方ともお話ができました。
もっともっと多くの日本の腹話術師の方との交流ができれば、
よかったのになぁと思いました。


刺激を受けた2日間でした。